窪田 明
定価 :
¥ 1,575
発売日 :
2004/12
出版社/メーカー :
碧天舎
おすすめ度 :
(4 reviews)
カスタマーレビュー
小泉首相の政治的後継者, 2006-09-22
- 小泉純一郎は大衆迎合的であり,上手にマスコミを誘導しつつ、政官対立・協力の中で郵政民営化を進めた。首相の積極的な側面が評価されるとともに,官僚と政党を超えて首相主導の政治を進めた。この主導力を明らかにした点は,本書の成果であろう。
これから後継者安部氏に権力が移るとき,首相主導の政治スタイルまで禅譲されるのか。それとも政党支配が復活するのか。今後の展開しだいで,小泉首相の個人的能力が検証できる点で,本書に新たな価値が生まれたように思われる。
著者は海外での研究活動を進めていると聞く。後継首相に注目されているのか気になった。
小泉改革は日本政治体制の改革―民主化か?, 2005-08-07
- 本書はアメリカ大陸で長年教えた窪田教授が、彼独特の比較的観点から、小泉首相の政治改革論を検証した試みである。
著者は先ず、小泉首相の人気の良い理由を質し、ポピュリズム、日本のマスコミ、二重構造的政治体制、官業に癒着した政党の問題等々を解明、特に郵政法案をとりあげている。 小泉首相の行動的な内部改革、マスコミは余り取り上げなかった改革を行ってきた事実を鋭く指摘している点、政治学者としての著者の検証能力を読者は良く評価すべきだと思う。それは、著者の第十章に最も顕著にでている。党官主導の今までの立法過程を経ず「首相官邸主導」の政治に換えようと変人といわれても小泉首相は懸命な努力をしている事実である。
国際的見地からの論評に感銘, 2005-07-06
- 日本、米国、カナダの政治に深く通暁される著者ならではの実証的な論評に深く感銘しました。また、日本の政党政治のあり方が、米国、カナダと際立って相違していることに驚嘆しました。
自民党の破壊を狙う小泉純一郎氏に期待, 2005-07-03
- 著者は、小泉氏は「日本の政治をアメリカナイズしようとしている」とし、その例として「自民党派閥の破壊ないし弱体化」を強調している。そしてその功績は莫大なものがあると高く評価している。
私は、小泉氏には「自民党の破壊」を狙ってほしいし、これが今の日本政治の手詰まり感を打破する唯一の方法であり、小泉氏以外の人間にはできないことと感じている。今の日本の政界の体制はまことに複雑怪奇である。これが政治を判りにくくし、国民からそっぽを向かれる要因となり、手詰まり感に通じているのである。この打破に向かって、本著書がその応援歌になってくれることを切望している。
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