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Akoustic Band

Akoustic Band

Akoustic Band

Chick Corea's Akoustic Band
定価 : ¥ 1,408
発売日 : 1990/10/25
出版社/メーカー : Universal Japan
おすすめ度 : (5 reviews)
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曲目リスト
  • 1. Bessie's Blues
  • 2. My One and Only Love
  • 3. So in Love
  • 4. Sophisticated Lady
  • 5. Autumn Leaves
  • 6. Someday My Prince Will Come
  • 7. Morning Sprite
  • 8. T.B.C.
  • 9. Circles
  • 10. Spain
カスタマーレビュー
うますぎるチック・コリアの上滑りエモーション, 2007-11-10
テクニックで言えばハービー・ハンコックもマッコイ・タイナーもキース・ジャレットでさえかなわないほどチック・コリアのピアノは凄い。それなのにこのアルバムはどこか走りすぎてテクニックを誇示したようなところがあるように思える。選曲もソー・イン・ラヴ、枯葉、いつか王子様が、といったスタンダードで申し分ないのに上滑りしていて、エモーションが伝わってこないのだ。チック・コリアのアコースティック・ピアノによるスタンダードがどうしたことなのだろう。思うに「どうだうまいだろう」というチックの衒いのようなにおいがこのアルバム全体に漂うのではないか。スタンダードに関して言えば、キース・ジャレットに先手を打たれ少しあせったのではないかというところか。ただし彼のオリジナル「スペイン」だけはいつ聴いてもスカッとする。
悪いのはジョン・パティトゥッチにアコースティック・ベースを強いた企画者, 2007-05-26
1989年1月2・3日、ニューヨーク、クリントン・スタジオで録音。Executive Album Producerとしてロン・モスがクレジットされているのがみそかも知れない。Akoustic BandというのはElektric Bandのリズム・セクションであるジョン・パティトゥッチとデイブ・ウェックルを抜き出して作ったバンドなのは周知の事実だが、きっとロン・モスが考えたのだろう。
1989年度のグラミー賞を二部門で受賞しているのはともかくとして、このバンドの構成にホントに無理はないのだろうか。はなはだ疑問だ。ジョン・パティトゥッチに才能があるのは分かるが、元々エレクトリック・ベースを弾いていた者が易々とアコースティック・ベースで実力を出せるものなのか、ということだ。ミロスラフ・ヴィトオスにエレクトリック・ベースを、ジャコ・パストゥリアスやジェフ・バーリンにアコースティック・ベースを弾かせているようなものである。はなはだ無理がある。だから自ずとトリオ・ミュージックとは結果が異なってしまう。
悪いのはジョン・パティトゥッチにアコースティック・ベースを強いた企画者である。インター・プレイに優れるわけがない。確かによくまとまっているのは理解できるが、全く同じ曲をミロスラフ・ヴィトオスとロイ・ヘインズと組んでやったらもっと凄かったろう。残念なアルバムである。
Spainがいい, 2006-08-23
チック・コリアのアコースティックも好きな者としては,「Now He Sings」や「Now He Sobs」を思い出させてくれる一枚.ユニットとしてのリズミックな一体感が感じられるのが好き.曲構成はジャズスタンダード半分,オリジナル半分といったところ.数ある「スペイン」の演奏としては,このCDのものが一番のお気に入り.
抜群のドライブ感, 2003-07-06
エレクトリック・バンドの活動の合間を縫って結成された、アコースティック・バンド。
ベース ジョン・パティトゥッチ、ドラムス デイブ・ウエックル。
So in loveやSomeday My Prince Will Comeなどのスタンダートナンバーを演奏しながらも、
チック・コリアの抜群のドライブ感が楽しめます。
名曲「スペイン」のロングバージョンも収録。
第32回(1989年度)グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン部門受賞アルバムです。
コリアの下品さを際立たせる人選, 2003-07-02
 本盤は1989年に発表された作品で,長くフュージョン畑にいたチック・コリアが,久々にアコースティックなトリオ編成で,オーソドックスなスタンダードに取り組んだもの。一足早く成功を収めたキース・ジャレットの二匹目のドジョウを狙ったとの感も拭えないリリースであった。
 1968年に名盤「ナウ・ヒー・シングズ」を残しているだけに,彼のピアノはラテン乗りながら良く歌い,決して悪くはない。現在もなおクリス・クロスのお抱えベーシストと化して第一線で活躍していることが示すとおり,ベースのパティトゥッチの太い音も見事だ。
 それだけに,残る一名,デイブ・ウェックルの人選は致命的であった。チック・コリアはそのラテン乗りを生かすため,また当時流行っていたラテン乗りのピアノ弾き(ミシェル・カミロやボビー・エンリケスなど)を多分に意識して彼を選んだのであろう。しかし,この両者の相性はまさに最悪以外の何ものでもない。手数だけが無駄に多く,軽い音でパタパタ煽るウェックルは,コリアから下品さしか引き出していない。人選だけで,3割は評価を下げた作品と言って良いのではないか。
 実際,パティトゥッチがこののち,相変わらず両刀を充分通用しているのに対し,ウェックルがフュージョンの枠内に収まってしまったことは,何よりもこれを裏付けていよう。

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