黄色のジャケットでお馴染みのRamon ZenkerとOliver BondzioのユニットであるHardfloorの1993年デビューアルバム[TBリサシテイション]。
[This album is dedicated to the inventor of the Roland TB-303.]
(このアルバムはローランドTB-303の発明者に捧ぐ)
との1文が書いてある通り、アルバム全体にこれでもかと言うほどTB-303が使われています。
1982年発売のまったく売れなかったベースマシンTB-303が、このアルバムのTB-303によるビヨビヨサウンドの「うねり」を表現した音によって再注目され、当時の人はこの音に出会った時に衝撃を受け、以降TB-303がバカ売れとなりました。
アシッドサウンド。ガバやビッグビートやトランスで当たり前のように使われる名器TB-303の起源はここから始まったと言ってよいでしょう。
曲のほうは、テクノ初心者には展開も少なく感じてしまうと思いますが、聴けば聴くほど4つ打ちにTB-303のうねりが増していく様子はクセになります。テクノを知る上では欠かせないTB-303を知ってテクノ中級者になるために知るべき名盤の1つです。
「よくTB-303って聴くけどどんな音?」と聴かれたら説明しづらいTB-303の音も「このCDを聴けば嫌と言うほどわかるよ」と言ってあげれば良いと思います。。