Yasazon ヤフー経由でアマゾンを検索!

ブルックナー:交響曲第5番

ブルックナー:交響曲第5番

ぶるっくなー:こうきょうきょくだい5ばん / べるりん・ふぃるはーもにーかんげんがくだん, ぶるっくなー, ヴぁんと(ぎゅんたー)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ブルックナー, ヴァント(ギュンター)
定価 : ¥ 2,548
発売日 : 1996/11/21
出版社/メーカー : BMGビクター
おすすめ度 : (8 reviews)
類似商品
曲目リスト
  • 1. 交響曲第5番変ロ長調
カスタマーレビュー
愛情たっぷりの5番, 2007-10-13
室内楽的なサウンドとフルオーケストラの強奏が目まぐるしく入れ替わるこの曲を、指揮者は素晴らしいバランス感覚でまとめ上げていると思う。
ピアノもフォルテも決して杓子定規にならず、各部位で必要なだけの声量が慎重に割り当てられている。ブルックナーの書いた,音楽の立体構造がくっきりと見えるようだ。
しかも各声部は楚々と歌い上げていて、曲のどの部分においても温かみが感じられる。
私はこの曲になかなか馴染めなかったのだが、その原因は「流れのブツ切れ感」と「経過句の掴み所の無さ」とにあった。
この演奏に接して、断片の集合としてしか捉えられなかった第5番をようやく一つの交響曲として捉える事ができた。
何より、この交響曲から得られる喜びの大きさに気付かされた事にとても感謝している。
文句なしの超名演, 2006-10-13
大器晩成の代表格のような、ギュンター・ヴァント氏。
私もクラシック歴30年ですが、この指揮者の演奏を聴く機会が全くありませんでした。
5番というと、ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘンフィルに長年親しんできたのですが、
この演奏には参りました。
とにかく、ベルリンフィルならではの超絶なアンサンブルはもちろん、
ヴァント氏の技量は素晴らしい文句無しのこの曲のベスト1です。
でも・・・他の交響曲については星4つです。遅すぎたり急ぎすぎたりでイマイチでした。
歴史的名演奏だと思います。, 2006-06-02
クナッパーツブッシュの8番、シューリヒトの9番に匹敵する名演奏だと思います。人間技を超えたかの様な、精緻な演奏は驚きの一言です。
綿密に構築された見事な建造物, 2005-12-17
この曲に対するヴァントの思い入れの深さが感じられる名演。
彼は用意周到、ベルリンフィルを統率し、楽曲に強かなアプローチを見せている。楽団員達がヴァントに心酔している様が、ひしひしと伝わってくる。類稀な集中度でブルックナーの音楽が朗々と充実して鳴り響く、ベルリンフィルの性能が豊かな音楽性に結実した幸福な時間。
今まで5番を取っつきにくさから敬遠してきた向きも、この演奏は是非とも聴いてみるべきだ。
ヴァント/BPO初のブルックナー。, 2005-05-12
~この演奏から分かることは、ベルリンフィルが驚くほど緊張していることである。いや、むしろ恐ろしいほど集中しているというべきだろうか。明らかにカラヤンやアバドの下でのベルリンフィルではない。もはや別のオーケストラになったといってもいい。この緊張感が、演奏にストレートに反映している。
ヴァントは、かつてこう言ったことがある。「ブルック~~ナーの『第5』と『第9』は、世評、世間というものに完全に背を向けている。これほどの例は彼にしてもめずらしい」と。
ブルックナーの生きていた当時、交響曲のみならず、音楽の創作というものは、常に聴衆と「一体」であった。彼には聴衆を無視する「権利」は存在しなかった。だからこそ、実際には宗教音楽とは無縁のはずの交響曲という様式で書いた作~~品でさえ、「ブルックナーらしくない」として改訂を余儀なくされたのである。「自身の作品に懐疑的になり」云々という記述をよく見かけるが、そうではない。いわば彼は「周囲から抑圧された交響曲作家」なのである。そして、そのような「抑圧」からまるで逃れるように書いたのが、(「独白的」と言ってもよい)この『第5』であった(シャルク版は改訂版とい~~うよりも完全な改悪版だ)。
私には、このディスクから感じられる緊張感と、『第5』の独白的な作品の性格とが、最終的に見事に調和しているように思われる。
ヨッフムのブルックナーをはじめとする、あまりにも宗教的なものを求める人には全く向かない。ああいう演奏は交響曲作家としてのブルックナーの意図を全く無視している。私も個人的に17、8~~年くらい、この『第5』のスコアを研究してきた末の結論だ。
それから、いわゆる「怒濤のクライマックス」を期待する人にもおすすめできない。ヴァントが目指したものは、あくまでも違和感のない、流れるような音楽である。「それは、ただ流れていた。これが音楽だ!」。ヴァントが好んで口にした、トスカニーニにまつわるエピソードからも、このことは明~~白である。
ブルックナー自身はこの『第5』を評して、「対位法による書法の傑作」と言っていた。宗教的なムードとは無縁の、まさに交響曲作家としての姿が伺える言葉である。この言葉をはっきりと理解できるのは、今のところ、私にとってはヴァントの演奏からだけである。~

最近クリックされた商品 |
ブルックナー:交響曲第5番 を含むリストマニア