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ナイト・ライツ

ナイト・ライツ

ないと・らいつ / じぇりー・まりがん, あーと・ふぁーまー, ぼぶ・ぶるっくまいやー, じむ・ほーる, びる・くろう, でいぶ・べいりー

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曲目リスト
  • 1. ナイト・ライツ(1963ヴァージョン)
  • 2. カーニヴァルの朝
  • 3. ウィー・スモール・アワーズ
  • 4. プレリュード:ホ短調
  • 5. フェスティヴァル・マイナー
  • 6. テル・ミー・ホエン
  • 7. ナイト・ライツ(1965ヴァージョン)
カスタマーレビュー
俯瞰してみた夜の都市, 2006-12-13
CDよりもLPで持っていたくなるほど、ジャケットのデザインが美しい。遠くから見た夜の都会は、その喧騒や騒音を忘れさせるほどにロマンチックに揺らめいている。
1曲目の表題曲では、マリガン自身のピアノが聴ける。非常にスローなこの曲は、まさに都会の夜の美しさをバックに流れているのがジャストな感じで、とても大人な雰囲気に満ちている。CDでは、ボーナストラックとして、ラストにもこの曲の65年バージョンが聴けるのだが、こちらでは、マリガンはバリトン・サックスで主旋律を吹いている。全体を「ナイトライツ」という曲で挟むというこの試みは、なかなか粋な計らいで、とてもしっくりきている。また間に挟まれた5曲には、マリガン自身の曲が2曲や、「黒いオルフェ」の主題歌「カーニバルの朝」やショパンなど、かなりポピュラーな楽曲にも取り組んでいる。そうありながらも、全体のムードはあくまでシックでアダルトな雰囲気だ。スピーディな曲が1曲もないというのも、俯瞰してみた夜の都市のけだるい美しさを感じさせてくれ、アルバムに強い統一感を生み出している。
夜の摩天楼, 2006-10-01
ジャズを聞くのは初心者で、ネットで名盤として紹介されていたので購入しました。
大人の世界に浸りきれました。名前が「ナイトライツ」なので夜にばかり聞いています。
夜に、このCDをかけると、ジャケット通りの摩天楼のイメージが開けて広がり、包み込まれます。とても気にいってしまいました。旋律もいいし、個々の音も魅力的です。大事にしたい盤です。
都会の夜の心, 2005-11-23
そう、まさにこのCDに収録されてる曲達は
一言で夜の心・・・・
この曲達を聞いていると不思議と闇に光る都市
その中で交錯する人々の心が見えてくる
派手さは見えない
でも、曲からは繊細な華やかさと静の優しさが滲み出ている
全ての仕事を終え帰路につく時
夜を静かにすごしたい時にこのJAZZは優しく聞き手を包んでくれるだろう
洗練された味わい深い作品, 2005-05-10
マリガンの代表的な作品としては、パシフィックの「カルテット」辺りを挙げるのが基本的なのだろうが、馴染みの薄いバリトン・サックスという楽器に親しむには、本作のようなアルバムが格好という気がする。
初めて聴く人は1.にいきなり打ちのめされてしまうのではないだろうか。ピアノを弾いているのはバリトンのマリガンその人で、ここではピアノに専念している。1音1音を大切に丁寧に弾いてくれるホールのギター、あくまで優しくささやくようなファーマーのペット、倍テンポの演出が絶妙なブルックマイヤーのバルブ・トロなど、魅力は尽きない。
2.や4.のボサノバ曲も素晴らしいが、1.を聴いて打ちのめされた人は、間違っても7.を聴いてはいけない。これはCDのボーナス・トラックだが、1.を聴いたときのイメージがみじんに打ち砕かれてしまうからだ。
私の付けた星も1.から6.までに対しての評である。
ジャケット・デザインからして素晴らしいです!, 2004-12-20
 Miles Davis 「Birth of the Cool」で4曲を提供した Gerry Mulligan。その作・編曲能力が遺憾なく発揮された所謂クール・ジャズの面目躍如ともいえる、 Mulligan 率いるセクステットは余りに心に染入る1963年傑作です。一曲目からいきなり抑制された見事な旋律で、アルバム・タイトルどおり夜の暗闇が一気に深くなります。
 Art Farmar のくすんだ音色のトランペット、Mulligan のかすれ気味で繊細なバリトン・サックス、Bob Blookmayer のふくよかなバルブ・トロンボーンの3管フロントがとにかく最高で、まさにため息がでるソフト・トーン。しかも [2][4] のみならず全7曲、思わずタイトルを確認してしまうほどの名曲が続き、最後に配置された冒頭曲別バージョンがまたセンチメンタルで、アルバムが終わったあとも長い余韻。夜がいとおしいです。
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   ジェリー・マリガンはそれまで脇役だったバリトン・サックスで豪快なソロを繰り広げ有名になった人だが、63年録音の本作では、ソフィスティケーションの妙で聴く者を魅了する。アート・ファーマー、ボブ・ブルックマイヤー、ジム・ホールといった趣味のいいミュージシャンとの共演で、あくまでもエレガントに、そして知的かつ繊細なサウンドで聴く者をうっとりとさせる。

   このアルバムでは、選曲の親しみやすさも魅力。マリガンがピアノを弾いているタイトル曲はメロディが美しく、ボサノヴァ< 2 >「カーニヴァルの朝」、ショパンのクラシック曲< 4 >「プレリュード:ホ短調」、それにスタンダードと、どの曲もチャーミングだ。簡単にいうと、ウエスト・コースト・ジャズとクラシックの室内楽をブレンドしたような、スマートで上品なテイスト。それに加え、全体が夜のムードで統一されているのだ。楽器編成もユニークだが、それらを効果的に生かしたアレンジも素晴らしい。イージーリスニング的だけど、イージーリスニングとはひと味違う極上のジャズになっているところが、名盤たるゆえんなのである。(市川正二)


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