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大東京ビンボー生活マニュアル (1) (講談社まんが文庫)

大東京ビンボー生活マニュアル (1) (講談社まんが文庫)

前川 つかさ
定価 : ¥ 407
発売日 : 1995/03
出版社/メーカー : 講談社
おすすめ度 : (4 reviews)
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カスタマーレビュー
great; no problems, 2010-02-27
The book came in a timely fashion and was in excellent condition!
一つのメルヘンとして, 2008-09-28
懐かしい(昭和の終わりの)青春の風景。
多分、60年代後半から80年代くらいまで、都会の片隅には、こんな若者の生活が(自分もそうだったように)あったと思う。
今、この風景は、あるのだろうか。それを思うと少し心がチクリとする。
それを90年代に出版したことが面白い。
昭和の青春、といっても、「漫画家残酷物語」や「同棲時代」のように、いつもそこに死の影がある、分かれと絶望が潜んでいる、そんなぎりぎりのせめぎ合いの生活ではない。
どこか、穏やかな風がにおう本書は、安心して、貧乏(裏返せばぎすぎすしない豊かさ)を味わって、懐かしめる。
それが、今、平成の世だからなのか。
貧乏でなにしてんだか分からない人間には、不思議にかわいい女の子がそばにいた。
どうも、今はそうではないらしい。
女の子の方が、一足先に「現実」を見たのか、それとも、底抜けの心休まるビンボーな青春を過ごす若者がいなくなったのか。
ともかく、妙に安心する、穏やかな気持ちになる、佳作です。
同棲時代―Complete edition (上) (fukkan.com)漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1)
とっても豊かなビンボー, 2004-09-15
「マニュアル」とは名ばかり(最初の数回だけ)、あとは極めてノスタルジックな魅力をたたえる漫画である。
 何がノスタルジックかというに、要するに「ビンボー」がノスタルジックなのである。
主人公のコースケは、
 ・ビンボーなのに彼女がいる
 ・ビンボーなのに友達が多い
 ・ビンボーなのに健康だ
 ・ビンボーなのに読書家である
 ・ビンボーなのに映画好きだ
 ・ビンボーなのに蓮實重彦を読んで小津安二郎を見に行ったりする
 ・ビンボーなのに人好きがする
 ・ビンボーなのになまけものである
 ・ビンボーなのに働きもしない
 ・ビンボーなのに欲深くない
 ・ビンボーなのにがっつかない
 ・ビンボーなのに憤りがない
 ・ビンボーなのに世をひがんでない
 ・ビンボーなのに明日の心配をしない
 ・ビンボーなのに酒に弱い
 ・ビンボーなのにその割にはよく飲みに行ってる
 ・ビンボーなのに「一度でいいから~したい」などと言わない
 ・ビンボーなのにハングリー精神がない
 ・ビンボーなのに食べてる物がおいしそうである
 ・ビンボーなのに行き詰まってない
 ・ビンボーなのに幸せそうだ
いいかえると、この「ビンボー」はあまりにも豊かなのだ。
心の豊かさでこんなにリッチに暮らせる・・・!, 2000-11-19
主人公の青年は定職なし、六畳一間の古アパートにテーブルも食器もないシンプルの極みを尽くしたような暮らしをしています。ところがこの青年、とてもゆったりと幸せに日々を生きてる。歩道橋の上で空を見上げながら、誰かが練習しているサックスに耳を傾けたり、タバコ屋の老夫婦と一緒にギンナンを食べたり、雨の日は傘がないのでアパートで正岡子規を読んだり。情報があふれ、物があふれのこの社会でも、自分に自信さえあれば、周りに流されることなく、こんなにマイペースでさわやかに生きれるんだなぁと、目から鱗が落ちたような思いで読みました。一話数ページの軽いコミカルエッセイ漫画の形をとってますが、とても大切な人生哲学を教えてもらいました。漫画ながら、全巻、座右の書の棚に入ってます!。読後ほんわか幸せな気分になれる、そんなすてきな本です。

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