前川 つかさ
定価 :
¥ 407
発売日 :
1995/04
出版社/メーカー :
講談社
おすすめ度 :
(3 reviews)
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カスタマーレビュー
ほのぼのと性善説, 2006-03-13
- いやこんな素晴らしいマンガがあったなんて。めっけもんの一冊。
まず登場人物は全員「良い人」ホントに性善説。まずこうしたユートピア的世間を前提に、ボロアパートで無職の自由人哲学者?!コースケののほほん生活を綴る。現代風に言えばフリーターでもあるしニートでもあるがそんなネガテブな感じはゼロ。「ゆくかわの流れは絶えずして〜」みたいな悟りの境地にいるコースケくんにとっては、日常の些事、雨、虫、コップと水、コロッケ、なぁ〜んてものまで風流なものに変えてしまう。物の見方一つで、どんなことも「乙なもの」に見えることができる。心の持ちよう次第ってことがよ〜くわかる。コースケはどこにも力が入ってない。何にも逆らっていない。全てを受け入れ、その現実に内在し、たたずんでいる。五月の風をおなかに吸ってなびくこいのぼりのように。あぁ、コースケみたいになりたい。という訳で、貧乏生活マニュアルではなく「禅的脱力感と瑞々しい感受性」の生活マニュアルなんです。
古き良きビンボー。, 2006-02-17
- ビンボーな人は食べることが楽しみで執着するのか、食べることに関する内容が頻繁に出てくる。私はそれが大好きで何度も読んでいる。
傘が無い主人公は、梅雨や秋の長雨の季節は外に出られない。そんな時はパンのミミで生活するか、理解ある彼女から彼の好きなのり弁などを差し入れしてもらい、食いつないでいく。実家から渋柿をどーんと送ってもらったシーンでは、「あぁ、主人公もこれで甘いものが食べられる。」と、読者の自分がホッとしたりして。ただ、あくまで切り詰めるための生活の本ではなく、自分の時間をゆったりとすごすための心意気を学ぶ本である気がする。枕をもって映画館のオールナイトを観に行ったり、かび臭い喫茶店で粉末を溶かした安いジュースを注文し、何時間も寝入りこけたり、なじみの和尚さんの仕事を手伝いがてら、落ち葉の中で寝てしまったり・・・・。
食べるか、和むか、寝るかのシーンが多く、主人公の生活にあこがれまてしまう。今の時間につかれたら、ぜひよんでみてください。
ビンボーだけど幸せそう, 2005-08-01
- 私はレビューを書く上で、めったに5つ星を付けないのだが、このシリーズには思わず付けてしまった。
というのも1話はわずか4ページなのだが、喜怒哀楽がしっかりしている。それに絵がきれいで、話題が身近だ。
そして何より主人公:コースケに好感が持てる。テレビのビンボーな生活やら人やらの紹介番組よりずっといいと私は思う。
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