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上司は思いつきでものを言う (集英社新書)
橋本 治
定価 :
¥ 693
発売日 :
2004/04
出版社/メーカー :
集英社
おすすめ度 :
(79 reviews)
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カスタマーレビュー
橋本治らしさ全開
, 2009-06-10
資本主義というものに対する懐疑心から、歴史をさかのぼって現代日本の姿とオーバーラップさせる後半のおもしろさは、たいしたもの。行政のいい加減な無責任さの理由付けも、角度を変えたおもしろい見方だと思う。
ただ、解決策が「あきれること」というのはなぁ。もっと過激なことを言ってもよさそうだし、それとなく暗示はしているようなのだが、この人の温厚さが出て、穏健なところにまとまってしまっているような気がする。
著者がもっと激高して派手に暴れるところを見たい。
会社ってそんなものです
, 2008-12-05
会議に出ると何も考えていない上司が、発言して偉い人が言った言葉を
修正することなく、そのまま会議の決定になったります。
会社という組織の中で働いていると、自分の思ったことと違う決定がされる
事があります。
入社するときには、何かを感じて会社に入って来ている人でも、一度会社の
中に入ってしまうと「なんでそんなところにいるの?」と問われると、「いやー
はいるまでどんな会社かわからなかったんだ」とぼやいている人は結構いると
思います。
バカな上司が良く考えて発言していないことが良く理解できます。
上司の一言で辞めたくなった方にお勧めの一冊です。
うまい。でも理解するのは難しいかも
, 2008-11-29
橋本治という人はセンスのいい人だと思っている。
桃尻娘もそうだったし、この「上司は思いつきでものを言う」もそうだ。
まったくタイトルだけで手に取ってしまった。
ある編集者に聞いたところ、「本は装丁とタイトルで売れるかどうかが決まります」とのこと。
中身で売れることもあるだろうが、外見で決まることも多いとのこと。
ぼくがこれまでに読んできた中で、外見だけだったものちょくちょくあるから、まさしくそうなのだろう。
しかし、橋本治さんの上司は思いつきでものを言うは違う。
中身も伴っている。
なぜ、上司は思いつきのようなことを突然言ってしまうのか?
それは、日本に伝わって独自に発達した儒教が原因らしい。
そんな見方があったのか!
またビジネスマンの戦国時代好きも、それにかなった現象だそうだ。
さらにスポーツの世界で日本選手がトップレベルになるとことごとくルール変更されてしまうことも。
そんな下地があったのか!
さて、この本を読んだぼくは「現場」を訪ねてこの事態を克服しなければいけない。
関心だけに終わらせず、明日からのやる気を引き起こさせてくれる、さすが橋本治と思わせる本だ。
一風変わった日本企業論
, 2008-08-16
今売れに売れている内田樹がどこかで、エッセイにおいては本書の著者橋本治をお手本にして
いる、というようなことを書いているのを読んだことがある(※出典求む!)。たしかに、内
田樹のあの文体に似ている、というかこっちが本家なのだが。
この本はタイトルの「上司は思いつきでものを言う」という、ささいな出来事、一個人の短所
ともいえるちっぽけなことから話が広がっていき、日本企業の構造的欠陥、ひいては日本、儒
教の文化的な浸透にいたるまで、幅広い内容が壮大なスケールで論じられている。
今や「現場」を離れてしまった上司と、今現在「現場」で活躍しており今の「現場」の状況を
詳しくわかっている部下。この両者の現場に対する認識度の差異という、会社の規模が大きく
なるにつれて、不可避的に生じる企業内の構造的な欠陥がこの上司の思いつきでものを言うト
リガーになっているという。なぜ認識に差が生じるのかと、それがどのように「思いつきでも
のを言う上司」を生み出すのかを明かすのが前半。
それに対して、年功序列を生み出した儒教文化をおおまかに洗いなおして、それが大陸から入
ってくるときに起きたねじれによって、日本においては特有の儒教文化の浸透がおきたという
ことを認識し、そこから日本企業構造論になっていく。
内田樹の原型というだけに読みやすい。多少は論に無理があるかもしれないけど・・・。
今年最低の本!
, 2008-05-27
タイトルに惹かれましたが、この作者の本は、もう二度と読まないでしょう。本書は、内容らしいものは何もありません。自己中心的な論理で、回りくどく、話がすぐに飛躍します。いわゆる酔っ払いの戯言につきあわされたようで、最後まで読むのが苦痛でした。
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