ヤフー経由でアマゾンを検索!
パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ
ミチオ カク
,
Michio Kaku
,
斉藤 隆央
定価 :
¥ 2,415
発売日 :
2006/01
出版社/メーカー :
日本放送出版協会
おすすめ度 :
(19 reviews)
類似商品
カスタマーレビュー
手の届かなくなった宇宙
, 2010-03-17
宇宙の始まりから、終焉、それをも含むさらに次元を超えた世界。
宇宙に関して現在どこまで解明されているのかを、
最先端で活躍する著者が歴史を追って、科学的に詳細に、なるべくわかりやすく教えてくれる。
本書を読み、宇宙はとてつもなく深遠であると感じた。
一方で、天文学がここまで進んでいたのかという驚きももった。
ニュートン力学を凌駕するアインシュタインの相対性理論ですら、今や、ずいぶん拙い理論となり、
さらにそれを大きく包み込む理論ができている。
とても太刀打ちできそうにない深遠な宇宙の姿を追う世界で、光明を見出し活躍する人たちは素晴らしい。
それと同時に、素人の自分ではいくら思いをはせても、真理にたどり着けないと知り、残念な気持ちにもなった。
人間が宇宙を知ることは、蟻が地球について、地形だけでなく、地球の内部や、
歴史にまで思いをはせるくらい無謀なことなのかもしれない。
それをやってのけようとしている蟻たちがいるのだ。
珠玉のSF小説のようなノンフィクション
, 2009-09-16
本書で案内されるのは、ブライアン・グリーンの評のように、理論物理学による「宇宙のツアー」である。理論物理学の描く宇宙というのは、当然ながら思弁的で「ホントかこれ!」と突っ込みたくなる内容が多いのだが、その疑問こそが宇宙の片隅の極めて限られたユークリッド幾何学の世界しか知らないヒト属の限界なのかもしれない。とすると、この理論物理学の描く宇宙とは、ヒトの想像の限界を超えるチャレンジということになる。その想像の力の成果は、背景放射を実際に観測したWMAPなどによって、少しずつ実証されているのである。
本書では、超弦理論をさらに発展させたM理論の提唱者の一人であるミチオ・カクが、最新理論が描く宇宙の姿をあますところなく紹介している。ミチオ・カクといえば、TV番組「50年後の未来」などでのカール・セーガンばりのプレゼンターとしても印象的だったが、本書においてもそのエンターティナーぶりを発揮しており、なんとも「突拍子もない」宇宙の姿を、極めて豊かに描き出している。
11次元の世界、マルチバース、ワームホール、ビッグフリーズ・・・。本書のツアーは、時間を超え、空間を超え、読者を最終的に10の117乗年後の宇宙へと誘う。珠玉のSF小説のように楽しんで読める本だが、決してフィクションではなく、研究成果の紹介とそれに基づく予言の書なのである。
わくわくする
, 2009-08-23
多少科学に興味のあるものなら近未来の世界を垣間見る思いでわくわくする。実に楽しい本だ。
てんこ盛りのオススメ本
, 2008-10-14
現代宇宙論の基礎知識がてんこ盛りになっていて、これだけでお腹いっぱいになれるオススメ本。もちろん本書の中に神の居場所はない。ドーキンスの「利己的な遺伝子」もあわせ読むといいだろう。
拡大する宇宙
, 2008-07-05
ドキュメンタリー「50年後の未来」のホストも務めていた理論物理学者、ミチオ・カク氏の一般向け書籍。
宇宙はなぜ今在る姿で存在しているのか、未来はどうなるのかという疑問を軸に、宇宙論の歴史も追いながら述べる。
まず、最新の研究動向やデータを紹介しながら、本書で述べる内容を概観する。
最新鋭の観測からインフレーション理論、ユニバースではなくマルチバースであるという概念、宇宙の終わりまでを
ざっと述べ、非常にわくわくさせてくれるイントロダクションとなっている。続いて、各種の宇宙論や物理、天文学の
研究史を追いながら、今まで、そして現在、宇宙の成り立ち、歴史や未来がどのように考察されてきたかを述べる。
古代から現代まで、哲学、実験、数学、時には宗教をも援用しつつ様々な理論が展開されてきたことがわかり興味深い。
ワームホールやタイムトラベル、平行宇宙などSF的な事柄もたくさん出てくるが、これらは全くの想像の世界というわけではなく、
理論的には有り得たり、方程式の解としては存在したりする。著者はこうした夢のような世界を、時にSF小説も引用しながら、
理論とデータを用いてあらゆる可能性を示していく。それらは宇宙の解明のみならず、果てしない未来へもつながる。
つまり、この宇宙にも終わりがやってくる時、知的生命は創意工夫をこらして存続することができようかという問いだ。
月が地球から離れていっている事、宇宙の膨張の顛末、文明の発達レベルなど新しい発見も多く面白く読めた。
ただ一般向けであり、専門用語集もあるが、やはり多少の知識がなければフォローしにくい箇所もあった。
しかし100%のみこまずとも、全体の理解には支障のない構成になっている。理論物理学も、思った以上に
データに裏打ちされていることがわかり、今後の研究の進展が楽しみになる本であった。
最近クリックされた商品 (更新停止中)
パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ
を含むリストマニア