Peter Druckerの本から三冊を選べと言われたら、そのうちの一冊はこの本、一冊はThe Age of Discontinuity(翻訳は『断絶の時代』)にしたいと思います。最後の一冊は決めかねていますけれど。
Druckerは企業の役員以上の人が読む本だとずっと思っていました。でも、少なくとも、この本は違います。Executiveであろうと社会人一年生であろうと、また自営であろうと企業に所属していようと、仕事をする人すべてに得るものがあります。
一生役に立つ知識が得られます。ですので、若いうちにこそ読むべき本だと思います。いくつになっても遅くはありませんが、読んだ人はかならず、もっと早く読んでいれば良かったと思うはずです。お勧めです。
以上、原著のThe Effective Executiveのレビューに書いたことをこちらにも書きました。Druckerが直に書いた言葉が読みたいと思う方は原著を検討されてはいかがでしょうか。それほど難しい文体ではありませんし、新語も今風の言い回しもありません。高校時代の辞書と英語の知識で読めますよ。
ちなみに、上に挙げたThe Age of Discontinuityは翻訳があまり良くありません。それに、分量が三分の二程度に圧縮されてしまっています。また、誤訳、特に時制の間違いが目立ちます。例えば「Aだった」が「Aとなる」と書かれれていれば、まったく逆の意味になってしまいます。そちらを読まれるなら、原著をぜひお勧めしたいと思います。