Yasazon ヤフー経由でアマゾンを検索!

日本の医療のなにが問題か

日本の医療のなにが問題か

吉田 あつし
定価 : ¥ 3,570
発売日 : 2009/03/26
出版社/メーカー : エヌティティ出版
おすすめ度 : (4 reviews)
類似商品
カスタマーレビュー
「医療の経済学」の名著, 2009-12-17
科学的な検証が難しい医療問題に、豊富なデータと経済分析を用いつつメスを入れていく。思いこみや感情論、政治によって議論が左右されがちな医療問題を新たな地平で捉える意欲的な1冊。
医療行為・保険制度の”裏側”がわかる, 2009-10-24
医療サービスを受ける身としては、知りたいような知りたくないような際どい話題が随所にあります。
例えば、アメリカでは出生数が減少した州で帝王切開の件数が増加するそうです。その背景には、出生数が減ることによる所得減少を回避したい産科医の思惑がはたらいているようです。日本においても、高齢者医療費の自己負担額を定額から定率負担に変更した結果、自己負担額が減る患者に対して医者が”潤沢な”医療サービスを提供しだしたりと、どちらのケースにおいても患者の健康状態というよりは、金銭的なインセンティブによって医療行為が変化したことがうかがえます。
他にも私たち消費者はどうすればいいのだろうかと考えさせられる問題が提示されています。健康保険制度についても詳細に議論されており、医療全体の実態・問題点を浮き彫りにした良書です。
冷静かつわかりやすい, 2009-09-06
医療に関するこの手の本はたいがい思いこみとイデオロギーのかたまりなのだが、
医療経済学の立ち位置から現在の医療のおける状況が冷静に平易な言葉で語られている。
このような良書から得られる知識をベースに価値判断や政治的実現性を加味して、
政策を議論していけば建設的な議論が出来るのだと思う。
現状として、マスコミや政治家のそもそもとして現状判断ができておらず、
感情的な空虚な議論で官僚たたきで終始すればよいという雰囲気の中、
興味のある人には是非読んでいただきたいと思う。
日本の医療システムで何が起こっているのかがわかる!, 2009-05-20
 医療システムを経済学的視点で捉えているんだけど、とても読みやすい1冊でした。しかもデータ分析した結果に基づいて書かれているので、客観性や信頼性が高い内容になっていると思います。
 この本のなかで、個人的に興味深かったのは第5章です。医者は儲かるのかを、医師の収入面とコスト面の両方からみています。確かに、一般的に医師は儲かるという固定概念がありますが、本当に儲かっているかどうかは、収入面だけをみて結論の出せることではありません。この本では医師になるためのコスト面も試算して両者を比較しているので、読んでいて、なるほど・・・と思ってしまいました。
 有力私立医科大で学費や入学金の値下げが行われているのも、国立大学医学部の学費が安いのも、経済学的に考えるとその理由はこういうことなんだと妙に納得したりしました。とても、わかりやすく書かれていると思います。
 また、医師不足は女性医師の増加によるとする仮説も非常に興味深く感じられました。示された図からも女性医師が選択する診療科が偏っていることがわかります。しかし、こうした選択はもしかしたら、女性医師が他の診療科を選択したときに働きにくい環境があるということを意味しているのかもしれないなと個人的には思いました。女性医師だって、もしかしたらハードな診療科でバリバリ働きたい人がいるかもしれない。働く環境を改善したら、各診療科の男女比は、いったいどうなるんでしょう?次は、こんな部分も盛り込んで書いて欲しいなと思いました。

[楽天で探す]
最近クリックされた商品 (更新停止中)
日本の医療のなにが問題か を含むリストマニア