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植物で未来をつくる(植物まるかじり叢書 5)

植物で未来をつくる(植物まるかじり叢書 5)

松永 和紀, 日本植物生理学会
定価 : ¥ 1,260
発売日 : 2008/04/01
出版社/メーカー : 化学同人
おすすめ度 : (2 reviews)
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カスタマーレビュー
良書です。(^_^), 2008-07-17
実は、ただ単に「松永さんの本だから」というだけの理由でこの本を買いました。
最初この本のタイトルの「植物で未来をつくる」すらもピンとこなくて、「なぜ、植物が未来をつくるんだろう?」と不思議に思いながら読みましたが、読んでみてビックリ。
この本には「なぜ、遺伝子組み換え作物が必要なのか」「なぜ、植物が私たちの未来を大きく左右するのか」「私たち人類がこの地球環境にどういう風に損失を与えてきて、それを取り戻すにはどうしたらいいのか」「大勢の植物生理学者がどれほど、私たちの未来のために神経を研ぎすませながら遺伝子組み換えの研究を繰り返しているのか」がとてもよくわかります。
良書です。読んでよかった。遺伝子組み換え反対の方もぜひ、一読されることをおすすめします。
植物の力に期待する, 2008-06-30
 近年、食品とガソリン価格の急騰は止まるところをしらず、我われに従来の暮し方の見直しを迫っている。これら食料とエネルギー危機緩和のため、植物の力に熱い視線が注がれている。植物のゲノム解析と各種研究が、さまざまな仕組みを明らかにし、応用面でも期待できる研究が進行中である。
 本の中で、シロイヌナズナをモデル生物として確立した経緯と花の形作りを説明するABCモデルを紹介している。また、種子数を増やすイネの遺伝子、木材の成長を早める遺伝子、バイオ燃料対策、鉄欠乏耐性イネ、スギ花粉症緩和米とこれら研究の背景を解説している。いずれも我われの生活に直結したことがらである。
 これらの研究を進める上で欠かせないのが、遺伝子組換え(GM)技術である。日本では許容度が低く、GM作物の混入を示す「不分別」表示を見ることはほとんどない。しかし、飼料の大半はGM作物であり、これらなくして日本人の生活は成り立たない。
「植物で未来をつくる」というタイトルだが、どのような植物(技術)を受け入れるかということにより、食料・環境に関わる未来は、大きく変わってくることを示していると考える。
 この本は、研究者を目指す若者を対象に書かれている。文章は平易で内容もわかりやすいので、一般市民もぜひ読んでほしい。我われの未来を正しく選択するために。

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