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雇用危機をどう乗り越えるか (ソフトバンク新書)

雇用危機をどう乗り越えるか (ソフトバンク新書)

中野 雅至
定価 : ¥ 767
発売日 : 2009/05/16
出版社/メーカー : ソフトバンククリエイティブ
おすすめ度 : (2 reviews)
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カスタマーレビュー
雇用問題の素人向け「解説本」, 2009-07-23
最近流行の「北欧型モデル」を推奨する本。
要点は、少子高齢化と高失業率が同時に起こるという日本の現状は、
北欧型、特にデンマーク型の労働雇用政策が最も有効であると
するところ。
確かに労働者の安心と比較的自由な雇用慣行の両立というのは、
日本に取って最も望ましい形態なのだろう。
ただし、それを行うには、行政・経済界・労働者のプレイヤーが
それぞれ譲るべきところを譲らなければならないのではないか。
果たして今の日本(人)に、そういったことが可能なのかという疑念が残る。
民主党が伸びている今、自民党時代よりもこれらの政策がなにがしか取り入れ
られる可能性は高そうだが、成功するかどうかは導入する側される側双方の
器量が問われているのだろう。
このように書くと難解な事が書かれているのかと思う人もいるだろうが、
そこは最近の新書本。むしろこの手の本としては平易な方ではないか。
(何度も同じ表現が繰り返される当たりは読みにくくさえ感じたが、
最近こういう表現が多いように感じる。流行なのだろうか。それとも編集方針か。)
雇用問題に興味のある方必読!, 2009-06-16
本書は、雇用に関する個人(正社員・非正社員)と日本企業の今後の動向予測及び政府がとるべき政策の提言が、明快に示されています。
筆者が、提言するデンマーク型の雇用政策『フレキシキュリティ・モデル』(「フレックス」+「セキュリティ」、経営者は従業員をある程度自由にクビにできるが、失業者は政府の手厚い支援(雇用保険や職業訓練の充実等)のもと簡単に再就職先を見つけることができる雇用環境)は、今後の日本の雇用政策が進むべき方向性の1つかもしれないと思いました。 
また、本書では以下のような著者の辛口コメントも楽しめます。
「今の日本で人気があったり敬意が払われるのは、芸能人やプロスポーツ選手であり、一流大学を卒業して一流企業に就職したり、知的職業につく人はそうではない。」
「「反権力」とか言いながら、新聞・テレビは企業には非常に弱い。商業ジャーナリズムの宿命で、新聞社・テレビ局の経営が広告費で成り立っているため、これは当然のことである。」

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