Web上のサービスとして「利用」するソフトウェア、SaaS (Software as a Service), 2008-01-14
MicrosoftのOfficeはソフトを購入してライセンスを「所有」しますが、Googleの追加メニューにあるDocs & SpreadsheetsのようにWeb上のサービスとして「利用」できるソフトウェアのことをSaaS(Software as a Service)と呼びます。最近では、Googleのような個人利用だけでなく、法人の利用も進んでおり、日本郵政公社が導入する45,000人規模の顧客情報管理システムにセールスフォース・ドットコム社のSaaSが採用されました。
SaaSのポイントは、ソフトウェアの「所有から利用」です。例えば、一戸建て・マンションを買わずに賃貸に住むことや、駐車場や保険で高い維持費がかかる車を持たずにレンタカーを借りることに似た発想です。
SaaSの一番のメリットは、自社サーバーや管理スタッフの維持費の削減でしょうか。SaaSが可能になった背景には、ブロードバンドが整備されたこと、Googleマップのようなユーザーインターフェースの向上(Ajax(エイジャックス)という技術に基づく)、企業のコア業務への資源集中などが挙げられます。
そんなSaaSのことが、この本にはよーく書かれています。おすすめです。著者は城田真琴さんで、野村総研のアナリストです。