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SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ~ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション~

SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ~ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション~

SaaSでげきへんするそふとうぇあ・びじねす ~そふとうぇあぎょうかいをゆるがすはかいてきいのべーしょん~ / しろた まこと

城田 真琴
定価 : ¥ 1,575
発売日 : 2007/10/25
出版社/メーカー : 毎日コミュニケーションズ
おすすめ度 : (4 reviews)
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カスタマーレビュー
ソフトウェア業界だけのうねりなのだろうか?, 2008-02-24
1、SaaSそのものの詳しい説明から、ユーザーとベンダー両サイドから見たSaaSの利点・欠点まで、SaaS絡みの話は一通り書かれてある。
2、ソフトウェア系の専門語やアルファベット略語が頻出する文章もあったが、そういう用語が苦手な自分でも理解できる。
以上の点から非常に親切で実用的な良書だと思った。
 しかし、SaaSに関わりのない方にも是非読んで欲しい。
恐らく自分が属する業界の「SaaS」を気にすることになると思う。
 著者は本書の締めにクレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」を引き合いに出して、
SaaSが現在主流のパッケージソフトに対して「破壊的な存在」になるだろうと指摘する。
特筆すべきはこの主張がソフトウェアの中身ではなく、そのサービス性に対してなされていることだ。
 
 まだまだ技術的にも追求の余地が多いソフトウェア業界でさえコンテンツ以外の土俵で相撲を取らされようとしている。
これを技術偏重的といわれる日本企業、特にメーカーへの警鐘と捉えるのは行き過ぎだろうか。
SaaS書籍の決定版!, 2008-01-18
類書もありますが、この本が一番バランスが良い。筆者は「SaaS研究読本」で一部執筆、
「すぐわかるSaaS・ASP入門」では巻頭インタビューに登場するなど、業界の第一人者と
思われる。その筆者の考えが全て詰め込まれているのが、本書。
SaaSとASPの違いに始まり、SaaS企業の代表であるセールスフォース・ドットコムの急成長
の秘密、SAP、オラクル、マイクロソフトなど大手パッケージベンダーの対抗策など、SaaSを
巡る業界の動きがよく分かる。さらに、これからソフトウェアベンダーは何をすればよいか、
ユーザー企業はSaaSをどのように捉えればよいか、なども盛り込まれており、ソフトウェア
ベンダー、システム・インテグレータ、ユーザー企業など、どの立場の人が読んでも満足
できる。特に、「これからソフトウェアベンダーは何をすればよいか」については、具体的な
アドバイスが書かれているため、業界に身を置く私にとっても、非常に参考になった。
ベンダーの人間が書いた本ではないので、中立的な立場から客観的に書かれている点も
ポイント。文句なしに5つ星の良書。 
まだまだ、この世界は動きがありそうなので、続編にも期待したい。
Web上のサービスとして「利用」するソフトウェア、SaaS (Software as a Service), 2008-01-14
MicrosoftのOfficeはソフトを購入してライセンスを「所有」しますが、Googleの追加メニューにあるDocs & SpreadsheetsのようにWeb上のサービスとして「利用」できるソフトウェアのことをSaaS(Software as a Service)と呼びます。最近では、Googleのような個人利用だけでなく、法人の利用も進んでおり、日本郵政公社が導入する45,000人規模の顧客情報管理システムにセールスフォース・ドットコム社のSaaSが採用されました。
SaaSのポイントは、ソフトウェアの「所有から利用」です。例えば、一戸建て・マンションを買わずに賃貸に住むことや、駐車場や保険で高い維持費がかかる車を持たずにレンタカーを借りることに似た発想です。
SaaSの一番のメリットは、自社サーバーや管理スタッフの維持費の削減でしょうか。SaaSが可能になった背景には、ブロードバンドが整備されたこと、Googleマップのようなユーザーインターフェースの向上(Ajax(エイジャックス)という技術に基づく)、企業のコア業務への資源集中などが挙げられます。
そんなSaaSのことが、この本にはよーく書かれています。おすすめです。著者は城田真琴さんで、野村総研のアナリストです。
「SaaSモデルとはなにか?」という問いに対する冷静なテキスト, 2007-10-26
 SaaSの市場動向、ASPとの違い、セールスフォースドットコムに
ついて、SaaSのプロバイダーの戦略、マイクロソフト、オラクルなど
SaaSを迎え打つ側の戦略、SaaSの今後の予測といった内容について
書かれている。
 著者のスタンスは努めてニュートラルで、SaaSをセンセーショナルに
煽っているわけでもなければ、不当に過小評価しているわけでもない。
 しかし、昨今のアメリカと日本の経営環境の状況、それを受けたIT投資
環境の変化を捉え、このSaaSのモデルがIT業界にとって、破壊的な
イノベーションになり得る可能性を秘めていると結論付けている。
 現時点での「SaaSモデルとはなにか?」という問いに対する冷静な
見解になっている良書。

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