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ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法

ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法

Ben Fry, 増井 俊之 (監訳), 加藤 慶彦
定価 : ¥ 3,780
発売日 : 2008/12/01
出版社/メーカー : オライリージャパン
おすすめ度 : (6 reviews)
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カスタマーレビュー
可視化の一つの手段としてProcessingの概要を知りたい人に, 2009-04-22
画像処理に関する技術開発をしていて、「どうすればラクに、わかりやすい画像処理結果を出力できるか?」に、ずっと悩んでおります。
いろいろと調べていて出会ったのが、Processingという言語でした。
そして、この本を一通り読むことで、Processingの使い方、言語構造、javaとの連携(Processingからjavaを使う、javaからProcessingを使う)、
可視化を行う過程で役立つデータソース、ツールなどを知ることができました。
また、英語の本は読んだことはありませんが、http://processing.org/ に原文を思わせる記述があったりします。 このサイトが非常に充実しているので、個人的には、この本は買って手元に置いておくほどの本ではない、と思いました。
それと、プログラミングの初心者には、この本でProcessingを使うのは難しいと思います。ある程度javaやCなどのプログラミングを知っている人を想定しているようです。
なお、この本のタイトルは、ちょっと大げさな書き方になっています。
「3章 マッピング」→地図に点をプロットする(関数型言語にあるような、リストの各要素に関数を適用する、ということではない)
「4章 時系列」→折れ線グラフや棒グラフを描く(時系列分析でとりあげるような、状態空間とかARMAモデルとかカルマンフィルタは出てこない)
「5章 関連と相関」→項目を線でつなげる(相関係数は出てこない)
「8章 ネットワークとグラフ」→マインドマップみたいな、たくさんの枠つき単語を線でつなげる(スター型とかデイジーチェーンとかのトポロジーの話は出てこない)
processingでは、他のプログラミング言語にありがちな、ウィンドウに可視化データを表示するまでの雑多な処理を省くことができるが、gnuplotほど簡単にグラフを表示できるわけではない、しかしgnuplot以上に見栄えに凝ることはできる、ということが、この本を通して理解できました。
情報の可視化入門, 2009-04-11
情報可視化の世界では有名なBen Fryによる、実際のデータを用いた可視化の事例を、Processingと言うプラットフォームを用いて紹介する本。地図上への情報のマッピング、グラフ(データ構造)の可視化、ツリーマップと言ったよく使われそうな事例が、Processingを使って実際に動く形で紹介される。デザインと情報科学の両方のバックグラウンドを持つ著者ならではの本だと思う。
ちなみにこの本は、Processingの機能を網羅的に紹介するリファレンスでもなければ、「簡単な図形を描いてみる」といったサンプルコードの並んだチュートリアル集でもないので注意。前者には"Processing: Creative Coding and Computational Art"、後者には"Learning Processing: A Beginner's Guide to Programming Images, Animation, and Interaction"と言う優れた書籍があるのでそちらをどうぞ。
目からウロコが。。。, 2009-03-27
Javaでグラフィック(視覚化)というとawtやswingの面倒なイベント処理を
書く必要があり、敬遠していたが、Processingは正にスケッチ感覚で
グラフィカルに情報を視覚化できる。
また、情報をどのように収集するか、どのように表現するかについて
筆者の考えが示されていて、とても勉強になった。
但し、コードで若干の誤りや、抜けがあり、自分で補いながらでないと
記載通りの実行結果にならない部分も多々あったため星4つ。
日本人の本より読みやすい, 2009-02-04
「どうしてオライリーの本の日本語訳は毎回こうもすばらしいんだろう」と毎回うならされますが、執筆陣のレベルの高さもあるんでしょうね。
P5を包括的に学ぶ本ではありませんが、個人的にBenFlyのファンなので買いました。
データの処理などプログラム初心者の私にとって大変有用な情報が多く含まれているのに加え、プロジェクトを進める際の注意点(データを過度にユーザーへ供給しすぎていないかなど)を繰り返し検証しその都度「じゃあここをこうしてみようか」とプログラムを書き直してくれます。プログラムがブラッシュアップされていく過程がとても興味深かったです。
初心者がいきなり完成したコードを見ても意味がわからないですが、BENと一緒に少しずつ書き足していく過程で多くのことを学べました。
追記
BenFlyのp5解説本(青いの)を購入して読んでみて、英語のわかりやすさに感心いたしました。簡単なのに行間にはウィットと知性が漂っていて、ますますBenFlyが好きになってしまいました。ぜひぜひあわせてお読みになることをおすすめします。
この本もおそらく平易な英文で書かれているのだと思います。データ収集についての彼の見解部分はあるいは読みにくいかもしれませんが、大学生以上なら原文でも大丈夫かと。
既存のマッシュアップAPIを使うのとは違ったWeb情報の楽しみ方, 2009-02-01
Processingを独断的な一文で書くと「高性能だがフレンドリーでOS非依存な21世紀のBASIC」だろうか?とにかく創っていて楽しいし,相当に実用的なプログラムもできてしまう。本書は,この言語の生みの親の一人が「Webに溢れる情報を,いかに収集・取捨選択した後,判りやすく的確に観る者へ伝えるか」を語った入門書の邦訳である。過度に抽象化したオブジェクト指向プログラミングへの批判は見事で心地良い一方,本筋とも言えるグラフや地図の描画に関する色彩や造形の理論には,期待していただけにもっと詳しい解説が欲しかった。その先を補完・応用するのは,本書を読んでコードを書く人の重要な役目になるのであろう。

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