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Ommadawn

Ommadawn

Ommadawn / Mike Oldfield

Mike Oldfield
定価 : ¥ 1,208
発売日 : 2000/07/11
出版社/メーカー : Virgin Vip
おすすめ度 : (11 reviews)
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曲目リスト
  • 1. Ommadawn, Pt. 1
  • 2. Ommadawn, Pt. 2
カスタマーレビュー
最高の非商業音楽, 2007-11-17
マイクの初期の4枚のアルバムはどれも素晴らしいのだが、その中でも
メロディの美しさと幻想的な牧歌性、民族音楽とロックの融合、大曲としての完成度、
そのすべての部分で奇跡的な結合を生み出しているのが本作である。
このアルバムのあと、精神的な疲労から次作「呪文」を発表するまで3年のブランクが
あったというのもうなずける。それだけの力を注ぎ完成された世界観がこの作品にはあったのだ。
サウンドの方は、ケルティックなメロディや、アフリカンなパーカッションなど、民族色が濃いもので
そこに幻想的なキーボード類と、繊細なギターを重ねて、ときにシンフォニックに聴かせる。
全体的に当時の彼の精神状態が窺い知れるような、靄のかかったようなほの暗く、湿った質感があり、
19分、17分というふたつの大曲の中で、何度も高揚と降下を繰り返しながら、音そのものとしての緊張感は
「チューブラー・ベルズ」に譲るが、幻想世界と現実、自然とが一体となった彼の世界観が織り込まれてゆく。
子供達の歌声が響きわたるラストの大団円は、マイク自身の世界との出会いを示しているかのようで、
何度聴いても感動的だ。商業音楽にとらわれない音楽を愛する人間なら必ず聴くべき名作である。
イギリス人の心に響く音楽, 2007-05-04
イギリスに1年いたことがあります。緩やかな丘が広がる緑の郊外を歩くのをヒルウォーキングと言いますが,イギリス各地を歩きました。ウェールズやスコットランドも歩きました。そして,マイク・オールドフィールドがなぜイギリス人に愛されるのか体で感じて来たつもりです。チューブラー・ベルズ,ハージェスト・リッジ,そしてオマドーンはそのエッセンスとも言える作品群だと思います。とくにオマドーンはイギリスの自然や文化に育てられた彼の情感が激しく発露した作品として素晴らしい作品だと思います。
録音が古いところが現代では少し辛いのですが...。, 2006-11-03
Tubelar Bells, Hargest Ridgeに続く初期3部作の最後に位置づけられる作品。例によってマルチ・プレイヤーとして多くの(殆ど全ての)楽器を演奏し、それらを一つ一つオーバー・ダビングしながら壮大な曲に構築していく手法であるが、75年発表当時は「プログレッシブ・ロック」、その後時代と共に「環境音楽」「アンビエント・ミュージック」「ヒーリング・ミュージック」と彼の音楽はいろいろな括りがされてきた。(日本でだけでしょうが。)
しかし、彼の音楽は「型」にはめるべきものでは無く、長時間かつ壮大な曲であっても表現の根源に作曲者でありプレーヤーである彼自身の精神性が強く打ち出されている点で、イージー・リスニング的な扱いは絶対に間違いであると思っている。
初期3部作は、大ヒット作Tubelar Bellsの存在が有ってこそなのだが、最初から3部作構想が有った訳では無いようで、一作目の大ヒットによる過大なプレッシャーからHargest Ridge製作後は精神的に参ってしまったのは有名な話である。
本作はこれに続いて発表されたのだが、全体的に強まったケルティック・トラッド色や、アフリカン・ドラムの大胆なフィーチャー等、意欲的なアレンジを施している一方で、リリックな感情を前面に押し出した演奏、メロディとなっており、彼の多くの作品の中でも最もエモーショナルな作品といえるだろう。
結局、この作品を発表後再び精神的に参ってしまい、次作品のIncantationsで復帰するまで3年も待つ事になる。
衝撃作であったTubelar Rellsとは違った意味で最高とも言える名作である。
あまりに感動的な, 2006-03-14
或る日、突然どうしても聞きたいと思つて購入しましたが、レコードには「Molly」だけではなく、「Celt」といふ猛烈に感動的な、土着的で、生命力に溢れ、しかも瑞々しい、まるで人生といふ映画のエンドロールを見るやうな、鳥肌立つほど感動的な短い曲が最後に入つてゐた筈なのに、なぜこのCDには入つてないのか、残念でならない。それで★は一つ減らしましたが、この曲に打たれるといふ、素直な心を失いたくないし、失つてゐなかつたので、ちよつと安心。明日に向けて背中を押してくれます。そのままでいいんだ、がんばれ、と。
彼のベストアルバム, 2005-06-27
数ある彼のアルバム中最高傑作だろう。何度も繰り返し聞き、聞くたびにそのよさを味わうことが出来る。彼の音楽はカテゴリーが難しいため、またその演奏時間と音楽性の関係から、日本では広く知られるに至っていないが、実際にはかなりの音楽家が彼の隠れファンなのではないかと思っている。映画音楽で有名な久石譲氏も、私見だがかなり影響を受けているように思う。
そういう意味では、もっと広く普通の音楽ファンにも聴いて欲しい。
本作は、前2作より演奏時間が短いが、その分コンパクトにまとまっており、一般の人にも聞きやすい。ケルト音楽、ロック、クラシック、アフリカ音楽など、さまざまな音楽要素が渾然一体となって、全く新しい音楽を作り上げている様子はまさに奇蹟とよぶしかない。
世界で、まるで自分ひとりだけが孤立しているように感じるとき、他者とのかかわり会いに何の意味も感じられないとき、この音楽を聴きつつ、陽の沈んでいくさまをみる。
同じことを感じている人が、少なくとももう一人いる。閉じた世界の中にもまた世界があり、それにもきっと価値がある。同じアルバムを買う、多数ではないが少数の人たちがいる。そう感じることで何度救われたことか。
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   マイク・オールドフィールドはデビュー作『Tubular Bells』で「シンフォニック・フォーク・ロック」とでも言うべきジャンルを創り上げた。この3rdアルバム『Ommadawan』は同じ路線ながらより冒険的で、不気味な雰囲気は薄れている。アフリカン・パーカッション・グループのジャブラと、チーフタンズのパディ・モロニーによるイリンパイプをフィーチャーした今作は、オールドフィールドの作品の中でも最も聴きやすい1枚。彼は今作で20もの楽器を演奏。アルバムの大半を占めるインスト2曲は、いくつかのテーマを延々と繰り返すアンビエント・ミュージックといった雰囲気。アルバムを締めくくるのは、イギリスの民謡「On Horseback」。(James Swift, Amazon.com)

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