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ルガール・コムン
ジョアン・ドナート
定価 :
¥ 2,141
発売日 :
2001/06/27
出版社/メーカー :
ユニバーサル インターナショナル
おすすめ度 :
(3 reviews)
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曲目リスト
1. ルガール・コムン
2. トゥード・テン
3. 嘘の魔女
4. エ・ミニーナ
5. バナネイラ
6. パトゥンバラクンデ
7. シャンゴ・エ・ヂ・バエ
8. プリティ・ドリー
9. エモーリオ
10. ナトゥラルメンチ
11. キ・ベステイラ
12. デイシェイ・ヘカード
カスタマーレビュー
時代が彼に追いついた。
, 2005-11-01
ジョアン・ドナート、1975年の作品。
1950年代リオ・デ・ジャネイロのクラブで、今から思えば最先端の
演奏を繰り広げるも、周囲に全く受け入れられずアメリカ西海岸へと
ブラジルを後にしたジョアン・ドナート。
その渡米に合わせるかのようにブラジルではボサノバブームが起こる。
同年代のジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンが
ボサノバの申し子として活躍する中、ジョアン・ドナートはアメリカで
モンゴ・サンタマリアを始めとするラテン・ジャズのアーティストとの
活動を経て、現在の斬新なグルーヴ感を持つピアノプレイを確立する。
折りしもボサノバの潮流と全く反対の方向を歩んだジョアン・ドナート
はブラジルでボサノヴァが過去のものとなった1972年帰国する。
帰国後第一作目となったのが、「Quem E Quem (紳士録)」だ。今まで
インストロメンタルミュージックが中心だった彼の作風からは一転し、
自ら歌にも挑戦した意欲作だ。この作品以降多くのナンバーに歌詞が
付くようになり、多くのアーティストにカバーされるようになる。
そして1975年、バイーアの音楽家ジルベルト・ジルの参加の下で
作られたブラジル復帰2作目が本作「Lugar Comum」だ。ジョアン・
ドナートのソロ名義だが、ジルベルト・ジルは8曲の作詞を担当し、
ヴォーカルでも参加している。
エレクトリック・ピアノにフルートやヴォイスが絡み合う。
分かりやすいメロディに気の抜けたようなジョアン・ドナートの声。
永遠に続くかのようなリズムに乗って展開するこのサウンドは、今風
に言うとアコースティック・トランス・サウンドとでもいうのだろうか。
2曲目の「Tudo Tem」のピアノの入りは一度聴いたら病みつきになる。
時代が彼に追いついた。
, 2005-10-31
ジョアン・ドナート、1975年の作品。
1950年代リオ・デ・ジャネイロのクラブで、今から思えば最先端の
演奏を繰り広げるも、周囲に全く受け入れられずアメリカ西海岸へと
ブラジルを後にしたジョアン・ドナート。
その渡米に合わせるかのようにブラジルではボサノバブームが起こる。
同年代のジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンが
ボサノバの申し子として活躍する中、ジョアン・ドナートはアメリカで
モンゴ・サンタマリアを始めとするラテン・ジャズのアーティストとの
活動を経て、現在の斬新なグルーヴ感を持つピアノプレイを確立する。
折りしもボサノバの潮流と全く反対の方向を歩んだジョアン・ドナート
はブラジルでボサノヴァが過去のものとなった1972年帰国する。
帰国後第一作目となったのが、「Quem E Quem (紳士録)」だ。今まで
インストロメンタルミュージックが中心だった彼の作風からは一転し、
自ら歌にも挑戦した意欲作だ。この作品以降多くのナンバーに歌詞が
付くようになり、多くのアーティストにカバーされるようになる。
そして1975年、バイーアの音楽家ジルベルト・ジルの参加の下で
作られたブラジル復帰2作目が本作「Lugar Comum」だ。ジョアン・
ドナートのソロ名義だが、ジルベルト・ジルは8曲の作詞を担当し、
ヴォーカルでも参加している。
エレクトリック・ピアノにフルートやヴォイスが絡み合う。
分かりやすいメロディに気の抜けたようなジョアン・ドナートの声。
永遠に続くかのようなリズムに乗って展開するこのサウンドは、今風
に言うとアコースティック・トランス・サウンドとでもいうのだろうか。
2曲目の「Tudo Tem」のピアノの入りは一度聴いたら病みつきになる。
心地よいMPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)
, 2004-08-08
75年のこの作品は非常に心地よく、ロック色のない好盤だ。ジョアン・ドナートより年下のミュージシャン達(マルコス・ヴァリ、カエターノ・ベローゾ、ミルトン・ナシメント等)はビートルズ世代であり、作品の中にもロックを感じさせる部分があるが、ドナートに至ってはロックが台頭してきた時代はもう既にバリバリのピアニストだったわけで、ロックの影響は感じられない。それが、この作品が今でも新鮮に聴こえる理由だろう。75年辺りのMPBでも、70年代のロックに影響を受けている作品(カエターノ・ベローゾ作品等)は今聴くとちょいつらい。
同じくピアニストをスタート地点としている、セルジオ・メンデス辺りになると、意識的に当時の米国音楽を取り入れているし、まぁ商売上手といった感じだが、それとは対照的に、才能はあるがレコードが売れない、金にならないアーティストがジョアン・ドナートである。そんなドナートを愛する人々の熱意よってこのアルバムが製作された。
もう1曲目からやられてしまう。「ルガール・コムン」はドナートが青年時代に作った曲に歌詞を付けたものというが、ボサノバを経過したMPBに聴こえ、とても75年よりかなり前に作曲されていたとは思えない。やはり、天性のハーモニーセンスの持ち主なんだろう。他の曲も佳作であり、あっという間に聴き終わってしまう。ジョビンの曲が名作であるなら、ドナートの曲は佳作であり、より親しみ易い感じ。
MPBに興味がある人なら外せない一枚だろう。
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