今作は、前作でも描かれたゴジラとメカゴジラの死闘に、モスラやその幼虫、小美人も加わる複雑なストーリーだが、みごとに咀嚼(そしゃく)してそれぞれのテーマを明快に提示。スケールの大きなオーケストラ曲ながら、主旋律の美しさをも堪能できるのは大島作品ならではだ。おなじみ「モスラの歌」のアレンジにはお得意の癒し風味も加味されており、もっと長いヴァージョンで聴いてみたいと思わせる。(剛吉若寸也)