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Light + Shade

Light + Shade

Light + Shade / Mike Oldfield

Mike Oldfield
定価 : ¥ 1,742
発売日 : 2006/01/10
出版社/メーカー : Ume Imports
おすすめ度 : (6 reviews)
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曲目リスト
  • 1-1. Angelique
  • 1-2. Blackbird
  • 1-3. Gate
  • 1-4. First Steps
  • 1-5. Closer
  • 1-6. Our Father
  • 1-7. Rocky
  • 1-8. Sunset
  • 1-9. Près de Toi [*]
  • 1-10. U-Myx Format: Quicksilver/Our Father/Slipstream/Angelique [CD-Rom ...]
  • 2-1. Quicksilver
  • 2-2. Resolution
  • 2-3. Slipstream
  • 2-4. Surfing
  • 2-5. Tears of an Angel
  • 2-6. Romance
  • 2-7. Ringscape
  • 2-8. Nightshade
  • 2-9. Lakme [Fruity Loops][*]
カスタマーレビュー
人生の光と影, 2006-03-24
デザインを学び始めた頃に出会い。イメージの世界に共に遊び、
共に、イメージの世界に生きながら齢を重ねてきた。
オマードンの青春。ハージェストリッジ。草原に遊ぶ犬。
イングランド。そしてケルト。古代の記憶。
原始の本能、狼を祖先とする牧羊犬。
思い出を象徴するかのように、遠く見つめる青年のまなざし。
青春の叙情の衝動。さわやかな高原の青い風のような10代。
完成を追い求めるほどに遠く行く完成。
最初に、自ら到達すべき高みにと、創造の神の怖さ。
無邪気さゆえに知らずに、最初に完成してしまった悲しみ。
最初に完成された才能は後退しかない。
アルチュール・ランボー。完成された不完全な詩人。
詩作を捨てて、アフリカ大陸に渡ってしまった。
世俗的な成功、名声、いきづまり。
そして、孤独な天才が齢を重ね自ら作り出したものに束縛され、
そして束縛から逃れるような、おびただしい平凡な作品。
音の余韻に、ヨーロッパの深い青の悲しみ。
ピアノの余韻の深み、なぜか、散りばめられた
曲想に過去の匂いを感じながら、
一時期、消えた深い悲しみのようなものを感ずる。
青春の生きるなかのみずみずしい悲しみから、
生きるということに対して、醒めたまなざし。
ジャケットの写真に平穏でない自画像。
ミケランジェロのピエタ像。バチカンの青春時代と、
晩年のロンダーニのピエタ。
そこには、テクニックはなく、自分の思いしかなかった。
自ら作り出した影より遠い地点と行きたいと願うほどに、
帰らざるを得なかった悲しみ。
今のテクノロジイーを使い
彼の原点回帰の答えがLIGHT AND SHADE。
天才少年が新しいオモチャを手に入れた, 2006-03-23
もしもMikeが1953年生まれではなくて1986年生まれの19歳で、スタジオにあるギターとピアノに加えて大量のパソコンと各種ソフトを独り占めして好きなだけ使って良いと言われたら、きっと初代Tubular Bellsは何千回のテープダブではなくてこの作品の手法を活用したでしょう。苦手なリズム隊とKBは高級ソフトに任せて得意技に集中できてクォリティは物凄く高められたかも。今回自分で演奏している楽器は下記の通り:
ギター = Fendar Start 1963, PRS Signature 1990、 Ramirez Classical 1974、 Fender Precision Bass 1964
ピアノ = Steinway Grand 1928
ギターはさらに磨きがかかっていて、指10本全部で泣かせたり超高速ではじいたり、つまんだりしながら長々とリフを聴かせてくれます。大満足!
上の楽器以外は男声ボーカルも女声ボーカルも含めて全部パソコンとソフトです。演奏と録音は他人の助っ人皆無です。(KBのアレンジだけは旧友Robin Smithに協力して貰ったけど、アレンジだけで共演なし)
今回の組み合わせは結構斬新かもしれない。同じ曲の中でテクノと本物がどちらも自己主張している。Art in Heavenライブのビッグバンドのプレイヤー全員をMacに交換して設置して、各種ギターとピアノをMike本人とMikeのクローン達が同時に演奏したらきっとこんな音になると思う。(出来っこないけど)
Distant EarthやTB2が好きな人はきっとLightも気に入る。
Platinum、TB3、Tres Lunasが好きな人なら(それからDeep ForestやKraft Werkのファンも)Shadeは気に入るでしょう。
わがままやり放題ながらさすがに齢を重ねてリスナーへのサービス精神も学習したのかな?
遥かなる地球の歌Part-2?, 2006-03-22
Light & Shadeだから陽と陰あるいは光と影かと思ったら薄明と暗闇くらいでどちらも根暗で寒々しいです。
Lightの方はSongs of Distant Earthに収録されていても不思議ではないような曲ばかりです。もっとも、今回使用のソフトウェアは洗練されているし、各種のギターやピアノの音は本物のナチュラル音源です。ひょっとしてお蔵入りだったトラックのリサイクルかも。Distant Earthが好きな人はこの1枚だけでも大喜びでペイできます。(Vocaloidというボーカルソフト凄いかも。シンセなのか人間の裏声なのか聞き違えるくらい良く出来てる!)
Shadeの方はレビューに困ってしまう。玉石混交なのか契約条項クリア目的の消化試合なのか?クラフトワークかYMOか、はたまたバグルスのピコピコ音楽?みたいのが混じっています。(良い出来のテクノポップも勿論収録されているけど。)禁じられた遊びのRomanceはおちょくっているのかレーベルの経営者への抗議表明なのか?Platinumでもレーベルへの当て付けプロテストをしたから、きっと今回も遵法闘争なんでしょう。
彼にとって多分初めてのUKスペシャルの2本のボーナストラックも多分勘定あわせでしょう。
嫌いなトラックはプリセットで飛ばして楽しめば十分に堪能できるダブルアルバムです。もう50歳意過ぎてるのに正攻法ではない抗議方法したから星1つ減点!
孤独の奈落での原点回帰, 2006-03-19
いったいマイクに今度は何が起きたのでしょう?
まるでスタジオ引きこもりのモラトリアム少年がたった一人でダビングを繰り返してTubularBellsを作った時に回帰しています。
色々いた生身の人間の女声ボーカリストをついに完全に排除してしまいました。TBやハージェストリッジですらお姉さんのサリーの肉声を使って人間らしさを少しだけ残していたのに、ついにヴァーチャルの世界に閉じこもってしまいました。サリー、マギーライリー、アニタヘジャーランド、ペプシ、ミリアムストックリと歴代のボーカリストときっぱりと絶縁を繰り返して、ついに生身の人間と意思疎通が出来なくなったのか?
彼のインタビューや録音風景のビデオでは、他人に自分の頭の中味を説明できずに怒りを爆発させるシーンが多いです。KBやドラムスも対立しない女性プレーヤーが目立ちましたよね。ついにヴァーチャルなシステムやロボットとの共演です。
でも、考えてみれば、これが彼の音楽の原点とも言えるでしょう。自分の頭の中に湧き出てくる自分だけの音楽を楽譜に書きとめるとか他人に演奏して貰うゆとりは彼には無いのです。他人に解説して、限りなく近い音を出してもらうのを待っている間に次のメロディーが頭から溢れ出してしまうからです。自分で全部作った方がアイデアを新鮮な内に形に出来るからです。
この点を意識して今作を聴いてみると、TB、ハージェスト、インカンテーションと非常に近い音楽が多数見受けられます。女声の声帯から生まれる音とか金属ワイヤーや皮の振動の衝撃波や空気と管との摩擦音(といった伝統的な楽器)の代わりにたった一人でコンピュータとソフトウェアを駆使して自分だけの孤独な世界を構築したのでしょう。出来上がった成果物は自然の産物ではないものの、マイク以外の誰にも創造する事のできない彼ならではの、他の誰にも生み出すことの出来ない素晴らしい音楽です。
うーん...。, 2005-11-26
久しぶりの新作で、長年のファンには喜ばしいところなのですが...。
TB2003とは打って変わって、Tres Lunas的なチルアウトミュージック/ダンスミュージック的な曲がCD2枚に渡って展開されるのですが、
なぜ、2枚組みだったのかは疑問が残ります。LightとShadeとでアレンジの傾向が違うのはわかりますが、極端な色分けされているようにも感じません。
インナースリーブはコンセプチュアルなデザインにはなっていますが...。
TB2003後の小品集的な位置付けだと感じていますが、Shadeに収められているROMANCEは、単調で彼らしい解釈も特に感じられませんでした。
今回は、少し戸惑いを感じます。...の連発とROMANCEの白けで星ひとつマイナスです。

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