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マルチュク青春通り [DVD]

マルチュク青春通り [DVD]

まるちゅくせいしゅんどおり [DVD] / ゆ・は

ユ・ハ
定価 : ¥ 3,990
発売日 : 2005/12/07
出版社/メーカー : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
おすすめ度 : (13 reviews)
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カスタマーレビュー
リアルな高校残酷史, 2008-09-19
邦題は「青春通り」と名づけられているが、型通りの韓流ラブロマンスを期待している向きは
失望するかもしれない。何せ原題は「残酷史」なのだ。
舞台は軍事政権下の韓国の高校。大学に行けない者は「剰余人間」と呼ばれるような社会(これ
はあまり変わっていないが…)だから、成績の悪い生徒は親からも教師からも落伍者と見なされ、
すぐ殴られる。学校にはベトナム帰りの軍人が常駐していて、問題児たちに焼きを入れる仕事に
精を出している。抑圧された生徒たちの挨拶は唾吐きにガン付けだ。
こう説明すると陰鬱な話のようだが、それは現実が陰鬱だったからで、リアルにこの時代を
描こうとしたら、当然こうなるのだろう。
また、リアルと言えば「コブン」「ベントウ」「カオ(面目の意)」など、今では追放されて
しまった日本語由来の言葉が沢山出てくるのが興味深い。韓国人は「日本語」にも時代を感じる
のだろうか。
一応はお約束のロマンスも挿入されるが、あまり重要ではない。同級生とヒロインが家出した
らしいという噂を聞いた主人公は、ヒロインの家に行き、外から呼んでみて返事がないことに
失望するのだが、それ以上のことはしようとしない。
これがラブストーリーに発展してしまったら、この時代の韓国のリアルな高校生ではなくなって
しまい、観客は白けてしまうのだろう。
最後主人公は番長グループとの決闘で退学になってしまい、フリースクールに通うことになるの
だが、フリースクールの楽しげな授業や、暗い制服ではない明るい私服での通学が、その後
用意されている自由な時代を予感させ、見る者を少し安堵させる。
すかっとする。, 2008-08-06
多分日本の70年代の高校生とよく似ていると思う。教師はどうしようもなく暴力的。学歴偏重、子供に甘い親、ブルース・リーに夢中でギターで女の子の気を引こうとするところとか。
思春期の男の子の、どうしようもないいらいら感が喧嘩(ものすごくリアル)で昇華されるところも似ていると思う。いじめがあるけど、陰湿じゃないし、女の子にはどこまでも奥手で、自分勝手な大人たちに不満いっぱい。間違っているやりかたかもしれないけど、窮屈な生活の中で自分なりの流儀で正義を貫こうとしたこういう高校生がいたんだな。大変だろうと思うのに、でもとてもうらやましいのはどうしてだろう?理由を考えていたが、それはこの映画にでてくるひとたちが、自分の人生を誰のせいにもしないで、うまくいこうがいくまいが、せいいっぱい生きているから、と思った。だからいいんだな。
せつなく、ほろ苦い、青春映画です。, 2006-09-23
以前から気になっていた映画ですが、やっと観ました。ユ・ハ監督の自叙伝的な映画ということですが、70年代の韓国は戦後の独立、南北分断などを経て、一応軍事政権から朴大統領の時代となって、以前よりは安定してきた時代ですよね。それでも文化統制はされているし、日本の70年代なんかと比べたら暗雲とした時代ではないでしょうか。
そういう時代を考えると、日常的に繰り返される暴力や権力の嵐の中に身を置きながら「自分らしく生きようとする」、自分探しを一生懸命している高校生たちのステキな青春映画です。キャスティングもいいです。
主人公の高校生役のクォン・サンウが、切ない表情や押さえた演技がすごくいいですし、韓国のオリビア・ハッセーと呼ばれたハン・ガインの70年代的な美しさとやはり自分探しをしているからこその残酷さ。彼女は、「悲しき恋歌」でスンホンが降板したあとにゴンウ役を演じたヨン・ジョンフンと昨年結婚しましたね。そして主人公が、彼女を巡って愛と友情の板ばさみになってしまう、クラスの番長役に「ラブストーリー・イン・ハーバード」に出演しているイ・ジョンジン。しかし、2003年制作の映画で、学生服が似合ってしまう彼らっていうのもスゴイです。
実は、この映画を観たあとで、東陽一監督、寺山修二脚本、永島敏行主演の「サード」という、大都市近郊の町から脱出しようともがく若者たちを描いた、これまた切ない私の好きな青春映画があるのですが、その映画を思い出しました。切なく、ほろ苦い青春映画が好きな人にも、あるいは時代は違いますが、韓国映画のチョ・スンウとソン・イェジンの「ラブストーリー」が好きな人にもおすすめできます。
ほろ苦くて美しい青春, 2006-07-10
クォンサンウが好きなのでDVDを買いました。
雑誌のレビュー等を読んでもあまりピンとはきていなかったのですが(単なる暴力アクション映画かなと思い)、しかし、ユハ監督の素晴らしい演出に、胸がしめつけられる思いがしました。
とにかく暴力シーンが多いので、映画のテーマを誤解され易い作品だと思うのでその点は残念なのですが、1つのテーマ(この映画の場合は“青春”)を解かり易い1つの方向からしか語らないのではなく、初恋、男子校での喧嘩・暴力、友情、成績、親子関係、性への興味…等、青春時代の色々な場面を通して、もろくて危険で切ない、思春期の男の子の成長をとても美しく描いてると思います。
女姉妹・女子高育ちの私から見ると、(映画なので行き過ぎた演出なのは解かっていますが)過激な乱闘シーンを観て、逆に美しさを感じました(女の子の世界では理解すらできないことでしたので…)。何故ケンカをするのか、何故カッコつけたがるのか…映画の中でも何の説明もありませんが、男の子達の溢れ出るパワーをみごとに演出しているので、すんなりと心に響きました。
大好きな作品です。この監督の他の作品も観てみたいと感じました。
サンウは最高, 2006-03-17
サンウの優しさとせつなさ怒りがよく表現できている
とっても素敵な作品です。
サンウのせつない表情には心をうたれます・・・
学生服を着ているサンウが好きな方には
文句のつけどころのない作品ですよ(*^_^*)
それに、挿入歌もいいのでサントラも
おすすめします(*^_^*)
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   クォン・サンウが主演する、熱すぎる青春映画。1978年、ソウル郊外で、ブルース・リーにあこがれる高校2年生のヒョンスの日々を描く。こっそりエロ本を売る友人など個性的な連中のいるクラスで、リーダー格のウシクと親友になるヒョンス。通学バスで出会った美少女に一目惚れする彼は、食堂を営む年上女性に誘惑されたりもする。やがて、横暴な上級生とヒョンスが決闘する日が訪れる。
   ブルース・リーのマネやバスケットボールなど、サンウの肉体の動きがフィーチャーされているのは、ファンにはうれしい限り。とくにケンカのシーンは、予想以上に壮絶だ。恋には不器用なヒョンスで、サンウが危うさや頼りなさも醸し出し、つくづく多彩な顔を持つ俳優だと納得させる。舞台となる男子高は荒れまくっているが、教師と生徒の関係などに当時の韓国の状況が見え隠れ。学ラン姿の生徒たちの行動は、日本人にとっても違和感なく共感できる世界であり、青春の甘酸っぱさ、力強さ、そして切なさが詰まった、爽快なストーリーである。(斉藤博昭)

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